半自給自足を目指して
北海道へ移住した時に考えていたことは、
「口に入るものはなるべく自分で作りたい!」
でした。
関東にいたときは人が多い街での生活、消費中心の生活。
デパートに行けば何でも手に入る、
ブランド物もたくさん売っている、
お金や地位のある人間が勘違いをしている、
そんな環境に嫌気が指していました。
そして
「僕は食べ物も作ることができない」
「自分の住む家も作ることができない」
「お金がなければ何もできない」
「僕は何もできない、なんて弱い人間なんだ」
そんなことを毎日考えていました。
こっちに移ってから地域の方とのつながりがとても強くなり、
その縁もあって5万坪程の土地を無償で借りることになります。
最初は「5万坪!?そんなにできんばい」と
驚きましたが、好きにしていいよという意味らしく
100坪ちょっとを手作業で家庭菜園を行っています。
敷地内は食べきれないくらい葉わさびやタラの芽など山菜が自生し、
僕にとっては至高の楽園となっております。
最初はこんな感じで
鍬1本でこうなって
こんなんなりました。
肉体的には大変だけど、種から芽吹いて大きくなっていく様子を見ると
とても幸せな気分になります。
何より手間はかかるけど自分で作ったものを食べる幸せを噛みしめて、
春が来るのを待つことにします。
早く春が来ないかな。